No.3
発行日 H11. 7. 1
発行人 東海銀杏会
編集人 藤村 哲夫
幹事・会計
岡田啓作 (42法)
===平成10年度総会===
約80人の参加の下、議長に松本省吾会長 (12法) を選出し、平成9年度の活動報告を藤村哲夫代表幹事 (29工)、決算報告を岡田啓作会計 (42法)、監査報告を永井恒夫監事 (35法)、平成10年度の活動予定と予算を木戸泰明幹事 (42工) が各々行い、すべて原案通りで可決、承認されました。
===例会 講演会 <要旨別掲>===
予定講師の葛西敬之氏 (38法 東海旅客鉄道社長) がJR関係負債の負担額変更について橋本総理より急遽呼び出しを受け、代って松田和久氏 (39工 同社常務取締役) が主に技術の立場から "JR東海の10年と今後の展望# と題して講演。会社の概要、車両のスピードアップと軽量化への取り組みなどに、約100人の出席者が聞き入っていました。
幹事総会で組織拡大を訴える
経過説明する藤村代表幹事
司会の松林正之氏
===例会 懇 親 会===
定刻のPM18:15、松林正之氏 (41農) の司会で開宴。約150人の参加者でしたが、これは大体最近の例会出席者として固まりつつある数字のようです。松本会長が会費納入者の増加を訴えた後、藤村代表幹事が直前に開かれた総会の報告と、これまでの経過を説明。東京銀杏会から渉外委員長の橋本満州雄氏 (32法)、関西東大会から代表幹事の大月功氏 (37法)、幹事の原正喜氏 (23経) が来賓として出席され、"東海銀杏会は全国で最も確固とした地域同窓会です。 とエールが送られました。
内藤明人副会長 (23工) の乾杯後、恒例の方式で歓談。色々な懇親形式が考えられますが、前後10歳位でテーブルを組む方法が最近の通例となっています。
歓談弾むなか、PM20:00、中野淳司幹事 (36法) 白神賢志幹事 (40法)、八谷周策氏 (38法)、中村隆象氏 (46経・福岡県古賀市へ移転) の4氏が登壇、応援歌 "ただひとつC エールのリードもあざやかに終宴。瀧季夫副会長 (29法) は "異業種の同窓生の集いは有意義# と閉会の辞。閉会後は前述の通り、約50人の方々が二次会場の3F "桃の間# に集結し、一次会とは趣のかわった、和やかな歓談が1時間ほど続きました。
平成9年度会計報告
収入 | 支出 | ||
繰入金 | 803,782 | ||
年会費(641名) | 1,888,190 | 印刷郵送費 | |
同窓生名簿売上(112名) | 216,370 | 同窓生名簿 | 1,140,580 |
銀杏会から移管 | 914,000 | 東海銀杏会通信 | 431,480 |
その他 | 331,456 | その他 | 676,682 |
渉外費 | 323,625 | ||
連合会拠出金(8ケ月分) | 200,000 | ||
銀杏会移管金返済 | 275,000 | ||
雑費 | 106,233 | ||
第1回例会会費 | 1,500,000 | 第1回例会費用 | 1,503,614 |
第2回例会会費 | 1,237,000 | 第2回例会費用 | 1,240,135 |
繰越金 | 993,449 | ||
繰越金 | 443,449 | ||
会費預り金 | 550,000 | ||
合計 | 6,890,798 | 合計 | 6,890,798 |
●第3回東海銀杏会 例会講演要旨
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JR東海 常務取締役 総合企画本部長
松田 和久 (39工) |
JRの負担債務
処理すべき長期債務37.1兆円について、本州三社とJR貨物会社に対し、売上の僅か1%の経常利益が生ずる程度まで債務を負わせることとし、合計14.5兆円を負わせた。残りの22.7兆円については清算事業団が引き継ぐ事とし 『国に於いて処理する』 と閣議決定された。その後清算事業団債務は、土地・株式売却の凍結・延期、財政投融資投入での年度ごとの辻褄合わせの結果、利が利を呼んで事業団債務は28兆円まで膨脹。この間、鉄道共済年金の厚生年金への統合に際して必要な9,400億円の積立不足金や、国鉄在職期間に対応する7,700億円は国鉄の法的地位を承継した事業団が、JR在職期間に対応する1,700億円はJRが支払うと言う 「事業主負担」の合理的な考え方で負担ルールが国会審議を経て定められ、JR各社は昨年9月に支払い完了。
JRの追加負担で総理と会談
ところが昨年夏以来、28兆円の処理にあたりその一部をなす7,700億円について、「これはJR社員及びOB達の福利厚生に関わることであり、また国鉄、JRとは関係ないタバコや郵貯にも協力を貰う以上、JR本体の負担無しでは済まされない」と言う情緒的な理由により、3,600億円を新たにJRに課する案が浮上し法案まで作られた。この間、運輸省事務当局、運輸大臣や多数の元運輸大臣とも繰り返し話し合いが持たれたが不調。今夕、総理が最後の説得をJR各社社長にする、と言う事になって、今私は此処に講師として立つことになった。
旧国鉄債務の処理については、合理的な考え方で整理し、閣議で決め、法律で明定してきた事を、急に情緒的な考え方で政府が変更しようとしているわけであるから、民営化され株主利益を守ろうとするJRが受け入れる余地は無く、第一そんな追加負担できる余力も無いから、今夕の総理との会見の結果も見えている。
JR東海のフローは良好、ストックは脆弱
JR東海では、JRで負担する旧国鉄長期債務14.5兆円のうち5兆円を引き受けて懸命に返済中。売上高1.1兆円、新幹線で85%、在来線で13%、経常利益約600億円、フローは良好、ストックは脆弱。非鉄道の関連事業収入増大に努力中であるが、売上の2%にしかなっていない。"のぞみ# 投入などの増収努力、効率化努力、債務縮減と金利減による営業外損益改善などで、一見良好な経営成績を上げている。
限界?輸送力の増大→品川新駅建設
民営化後の11年間を振り返ると、最初の施策は車両を良くすることであった。新幹線では、100系 (ひかり型、2階建て) を50編成、300系 (のぞみ型) を57編成、在来線では、電車455両、気動車127両を平成9年度末までに新製した。
「のぞみ」の投入は、例えば、人キロでは0.5%増でも運輸収入は1%増、と言ったわけで客単価の向上で経営に貢献している。
しかし、輸送力的には東海道新幹線は、もはや能力限界に達しており、根本的に輸送力を増大させる為、品川新駅を建設中。
新幹線車両の改善
「のぞみ」が快調に経営に貢献していることは、その車両の開発に関わった者としてこの上ない喜びである。
軽量化、低重心化には特別に気を遣った。車軸は軽量化の為中空にした。更なる軽量化を目指して中央部は中空直径を更に増やす 「拡大中ぐり車軸」まで試験したが、30万キロ走らせた後の検査で、微小な工具の振れによる傷を発見し、怖くなって採用は止めストレートの中空にした。これで車軸の重量が約30kg増えてしまった。
低速時に高トルクを得る制御が出来ない為、鉄道に採用されて来なかった交流モーターも、パワーエレクトロニクス技術の進歩で採用が可能になったが、最後まで手こずったのは 「停電検知」。
列車Aがブレーキをかけて回生電力を発生している時、地震が発生したとする。付近を列車Bがたまたま力行していて、列車Aの発生電力と列車Bの消費電力とがバランスしてしまったら、両列車は地震を感知出来なくなるのを如何に回避するか、の問題である。種々の試行と試験の末、回生電流の周波数を1/60秒毎に0.08Hz ずつ差し引いて回生させることとし、0.2秒経過して回生電流周波数が59Hz にまでなったら、「これは架線に基本の電流が流れてない証拠だ。停電だ」と判断させる事を基本に対策を纒めた。
のぞみ型300系車両の成功に刺激されて、JR西は500系のぞみ車両を開発した。これは山陽区間では最高速度300km/h で走り、新大阪〜博多間を300系「のぞみ」より15分短縮。しかし東海道管内では2,500mの曲線が多く最高速度を発揮できる機会が少なく、騒音問題もあるため東海道管内では最高速度は270km/h としており、東京〜新大阪間の時間は300系と同じ。よって当社は効果の無い高価な500系を採用せず、将来的にも東海道管内は最高速度270km/h に止まるのではないか。それよりも騒音・振動改善、乗り心地の改良、車両価格の低減、300系との共通運用が出来る事などに注力すべきと考えて、現在、これらを意図した700系車両をJR西と共同で開発に取り組んでいる。これが東海道・山陽新幹線の標準型になる筈である。
在来線の輸送量は30%アップ
在来線については、新車の投入、速度向上、列車本数増加などで利便を向上してきた。その結果、この10年間で輸送量は30%アップしたが、さらに増収と効率的運営が必要で、2年後の名古屋駅ビル開業に合わせた輸送改善を検討している。
オフレール産業は6倍に
関連会社の売上も、会社発足時500億円であったものが、3,000億円までに成長したが、まだまだ不十分である。
更なる輸送力アップとリニア
品川駅開業後更なる輸送力アップには、中央新幹線しか無い。従って当社は山梨実験線でリニア技術の開発に取り組んでいるが、具体的建設にはまだまだ検討事項が多い。建設費削減技術、ルート、大深度地下利用の法的整備、公的セクターの受益を考慮した財源計画、輸送量そのものの伸張等々である。
新空港への協力
中部国際空港計画は、当初は国、自治体、民間の出資比率10:10:533と言うもので、これでは危うくて協力できぬ、と当社は考え厳しい発言をするので煙たがられたが、その後の政府の検討で、40:10:50の出資比率に修正され、当社も応分の協力をする土俵が出来た、と思っている。
アクセスは当面名鉄常滑線を活用することに決まっており、「航空需要を勘案して西名港線延伸案も検討する」となっている。従って当面は、JR及びJR系の鉄道は空港へは至らない。むしろ、名古屋駅での名鉄への乗換利便向上やバスによるアクセス整備などを中心に考える。
JRと万博
万博にも応分の協力はすることになろうが、詳細はまだ不明。ハッキリしていることは、愛知環状鉄道八草駅付近に万博仮駅が作られ、JR中央本線及び東海道本線経由愛知環状鉄道による1,000万人の輸送にどう対応するか、である。 中央本線高蔵寺駅からの直通運転は便利ではあるが、その為にはインフラ整備に50〜60億円もかかりそうで、誰が負担すべきか、愛知県と厳しい協議をすることになる。
中央集権的と多様性
鉄道運営の基本は、日々の輸送の安全・安定を如何に維持確保するか、である。それには規律が基本である。"軍隊か警察か鉄道か# と言う言葉が在るくらい鉄道には中央集権的な運営が基本になっている。それは安全の確保の為である。しかし、杓子定規の "中央集権的で統一的運営では、多様な様々の旅客の希望に応えられない# と言う問題も生ずる。
中央集権・規律を基本としながら、如何にしてそこから離れた運営が出来るか、と言う一見矛盾した課題は、規格化、統一化、単純化、共通化、互換性確保等々を図りつつ、人材と組織の充足と、これらを支援する技術の体系等を目指す永遠の課題であろう。
松田常務は、急遽ピンチヒッターとしての講演であったが、時間をオーバーして熱弁を振るわれ、引き続きの懇親会の席でもホットな会話が続いた。
〔文責 長谷川秀曼 (32法)〕
代表幹事
田辺邦博 (28法)
立花隆氏が文芸春秋の連載 「私の東大論」で、「日本は、いまや世界で最も裕福な国の一つに数えられるほど、驚くべき成長を遂げた。しかしここにきて、何もかもがうまく行かなくなり、最近は国全体が自信喪失状態にある。なぜこんなことになってしまったのかを、東京大学という窓を通して見てみたい」として、特に東大法学部卒の知的訓練の不足と教養の欠如を痛烈に批判しています。
このたび蓮実総長の今年の卒業式、学位授与式、入学式での式辞を読む機会があり、立花氏の指摘に呼応する内容だと思いましたので、卒業式と入学式の式辞の抜粋を若干ご紹介します。
総長の、学生一人ひとりはまったく異なる個性を持っており、闘争ともいうべきお互いの切磋琢磨によってこそ知性は磨かれると励まし、東大はそのための場を提供するものであるとの指摘は、集団の中での没個性を奨励してきた、これまでの日本の風潮を覆すものです。また 「知性」を軸にした物事のえぐり方は、私たちに多くの示唆を与えると思います。
学位授与式での告辞も、非常に心を打たれるものでした。
なお原文は東海銀杏会事務局が保管しております。
「変化」への予兆とその顕在化…卒業式 式辞
いま日本で起きているのは、みずからを秩序だと思いこんでいたさまざまな錯覚が、おのれの錯覚にようやく気づき始めたという事態にほかなりません。変わることができるのだという権利の意識が、事態を肯定的に処理しうる条件が整い始めているのです。私自身は、みずからを錯覚であると自覚し始めた秩序の揺らぎに、大きな期待をいだいております。
知性とは、肯定へと向かう積極的な資質であります。肯定とは、もちろん、現状の無批判な追認ではなく、そこに潜在体として息づいている変化への予兆を膨らませ、それを顕在化させることにほかなりません。知性は、本質的に変化を誘発する運動なのです。
嘆かわしい財政スキャンダルに加担した高級官僚や私企業の上層部に、本学の卒業生がまじっていたのはまぎれもない事実であり、かりに彼らの破廉恥な言動に東京大学独特の風土が何らかの意味で反映しているというのが事実であるとするなら、例外的な少数者の愚行とはいえ、そのことを深く反省しなければならない立場に私は立っていることになります。
あなた方の知性は、まさに他人とともに考え、他人とともに行動することで、初めてその質を高めることになるものですが、「東大卒」という資格は、そのような知性を、今後も無条件で保証し続けるものではありません。そのことに自覚的であるためには、誰もが、気心の知れた仲間とはおよそ異質の他人の存在を必要としております。あなた方の一人ひとりが、そうした他人と遭遇する機会に恵まれることを祈っております。
「驚き」 の生産に加担せよ…入学式 式辞
あなた方が今足を踏み入れつつある東京大学は、さまざまな矛盾が交錯しあう闘争の現場にほかなりません。閉ざされた知の聖域でもなければ、他を排した特権的な知の空間でもありません。
今日の日本社会で頻発している金融スキャンダルのほとんどは、閉ざされた空間の堕落型にほかなりません。そこには、葛藤や軋轢を介して互いに刺激を及ぼしあう貴重な他人という存在が欠けていたといわねばなりません。こうした闘争を回避する環境に、知性の形成される余地などありえないはずです。
あなた方の誇りは、一般性の領域を遥かに超えたところで、それぞれのやり方で東京大学との出会いを体験することで、つまり「驚き」と出会うことで、おのずと形成されてくるはずのものであります。東京大学は、その学生たちや社会に向けて、誰もが納得できる一般的なイメージや定義を提供する場ではありません。それは、何よりもまず、多様な「驚き」への可能性を生産する巨大な工場にほかなりません。
あなた方がその一員となられたことに自信を持っていただくに充分なほど、東京大学の国際的な評価は上昇しつづけており、外国の大学との交流もますます盛んになっております。それは、真の知性が問われる他人たちとの葛藤が、より現実的なものとなり始めていることを意味しています。他人との葛藤をみずからの責任でくぐりぬけるしかないこの苛酷さを、私は闘争と呼びました。そこで安心の共有ではなく、「驚き」の生産に加担せよとも申しました。あなた方には、そうした可能性が恵まれていると確信しております。その期待が、あなた方の期待と「幸福な」出会いを演じることを祈っております。
錚々たる
陣容と多彩な活動
藤村哲夫 (29工)
■ 平成9年度の執行部体制は次の通りである。
孤軍奮闘
新たな展開を模索
山田久典 (47法)
《発足のきっかけ》
岐阜銀杏会は、岐阜にも東大の同窓会があってもいいのではないかという発想から、前代表世話人・矢橋謙一郎氏 (28理) と初代幹事・安田隆夫氏 (47工) の提唱で平成3年に発足しました。
当時の県知事・上松陽介氏 (故人) が、岐阜には東大の名簿がないとこぼされたのが、設立のきっかけになったと記憶しています。
《会員と役員》
会員の規模は、名簿登録者約120名、会費納入者48名、総会出席者約20名です。現在の役員は、代表世話人・馬淵規行 (35農)、幹事・安田隆夫、山田久典が務めています。役員は、あくまでも、会のお世話をさせて頂くという主旨から会長のポストは置いていません。
《活動状況》
活動の中心は、年1回の総会とゴルフ会です。本年は、2月に第8回の総会を開催しました。年会費は2千円ですが、ほとんど通信費と名簿作成費に充当していますので、総会やゴルフ会の費用は、出席者の受益者負担になっています。
幹事のボランティア活動で、会員数の増加を目指していますが、なかなか増加に結びつかないのが悩みです。魅力のある会にすることに腐心しています。
《新たな悩み》
すでに本紙の第2号に田辺邦博氏 (28法) から紹介されていますように、県知事の働きかけで、平成8年に東京六大学野球が、はじめて神宮球場を離れて、岐阜市の長良川球場で、東京六大学野球トーナメントとしてスタートしました。これまで、2回の開催が成功裡におわりましたので、岐阜県の事業としてこれからも当分の間、続けられることになっています。
地元岐阜県に於いては、東大の校友会として、弱小岐阜銀杏会がその受け皿として費用の一部負担やチケットの引き受けに当たっています。各大学の校友会の分担金は50万円となっています。これは目標額で強制ではありませんが、ほかの大学はすべて達成しています。とくに岐阜県三田会 (慶応大学) の活動は活発です。一方、会員が少なく会費に余裕のない岐阜銀杏会にとっては、この負担が新たな悩みの種です。これまでの東大チームの成績は、前回の第2回でご報告しましたが、今年の第3回大会には是非決勝戦に進出してもらいたいと念願しています。
東海銀杏会の皆様のご協力と応援へのご参加を是非お願い致します。
数は少ないが結束固く
==年会費の口座振替制度を==
東海銀杏会費 (年3千円) のこれまでの納入方法は、郵便振替で毎年振り込んで頂く方法のみでした。これでは面倒でつい放念したりするので、自動振込が出来ないかという声が多く寄せられていました。そこでこのたび口座振替制度を設けることに致しましたので、是非ご利用下さい。
==平成11年度会費より利用できます==
手続上、来年度会費以後となり、毎年3月26日に自動的に引落しされます。
==申込用紙の記入==
太線枠内のみにご記入後、事務局宛にご投函下さい。下段 「契約者欄」は、預金口座名と同一の場合は氏名不要ですが、住所をお忘れなく。(口座名は正確に全文字を。フリガナは濁点1字、氏名間1字アケ)
==退会・引落し中止もご心配なく!==
転勤などでその口座が閉鎖されていれば、当然引落されませんし、金融機関に引落し中止をお申し出下さい。
東海銀杏会通信No.3をお届けします。今回は、田辺邦博代表幹事から卒業式、入学式における蓮実総長の式辞の要旨をご寄稿頂きました。残念なことですが、官界の不祥事に関連して、世間では、東大自体の在り方についても云々されています。しかし、世間の批判に関わりなく、私たちの同窓生は、明治以来、わが国の近代化の中で、大変大きな役割を果たしてきたことは紛れもない事実です。その東大の栄光を維持するために、総長の学生への呼びかけには共感するものがあります。
=寄稿歓迎=
本紙を充実させるために、皆様からの「寄稿欄」を設けることにしました。学生時代の思い出や東大に関するトピックスがあれば大歓迎ですが、必ずしもそれにこだわらず、日常生活における随想など、どんな内容のものでも結構です。ご寄稿をお待ちしています。文章の長さは、本紙1ページ以内でお願い致します。ご寄稿多数の場合には、紙数の都合上、掲載の時期がずれることがあることをご了承下さい。
記事や編集についてご希望がございましたら、ご遠慮なくお申し出下さい。(T.F.)